皆さんこんばんわ(またはこんにちは)
ゼグラスです。
ちょっと前に小説をこのサイトに載せようと言っていたので
素人管理者が書いたつたない文です
ある程度更新したら新しいブログを作って載せようとも思っていますが、
まず一応はここで本当にほそぼそと連載してみます
それではお楽しみください
ゼグラスです。
ちょっと前に小説をこのサイトに載せようと言っていたので
素人管理者が書いたつたない文です
ある程度更新したら新しいブログを作って載せようとも思っていますが、
まず一応はここで本当にほそぼそと連載してみます
それではお楽しみください
痛かった。
体中が錆びついたネジのように軋み、心は硝子のように粉々に砕けていた。
体も心も全てが痛くて、俺はその場に倒れこんでいた。
灰色の曇天が氷のように冷たい雨粒を落とす。
「どうして……だ、よ」
痛くて痛くて口を動かすだけが精一杯で、
「俺の……せいなのか?」
口を開くたびに自然と口内に水が溜まっていく。
味を感じる余裕などない。
「答えろよぉ!!」
誰もいない空間に狼のように俺は叫ぶ。
誰に対するものでもなく、ただ激痛が走ったときの喚きに似た叫び。
「くそくそくそぉ!!」
感じている感情は怒りでも悲しみでもない。
ただの無に対する憤りだった。
例を挙げれば欲しいものが貰えず駄々をこねる子供のような。
「くっそぉ――――――――――――――!!」
それは虚空の空へと寂しい音となって、
唄の彼方へと消えていった。
体中が錆びついたネジのように軋み、心は硝子のように粉々に砕けていた。
体も心も全てが痛くて、俺はその場に倒れこんでいた。
灰色の曇天が氷のように冷たい雨粒を落とす。
「どうして……だ、よ」
痛くて痛くて口を動かすだけが精一杯で、
「俺の……せいなのか?」
口を開くたびに自然と口内に水が溜まっていく。
味を感じる余裕などない。
「答えろよぉ!!」
誰もいない空間に狼のように俺は叫ぶ。
誰に対するものでもなく、ただ激痛が走ったときの喚きに似た叫び。
「くそくそくそぉ!!」
感じている感情は怒りでも悲しみでもない。
ただの無に対する憤りだった。
例を挙げれば欲しいものが貰えず駄々をこねる子供のような。
「くっそぉ――――――――――――――!!」
それは虚空の空へと寂しい音となって、
唄の彼方へと消えていった。
この記事のトラックバックURL
http://kunohiroaki0.blog.2nt.com/tb.php/176-de19caff
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック